グズマニア

こんばんは。staffの田川です。

ここ最近、やっと朝夕が涼しくなり、ようやく秋が近づいてきているような気配がしますね。そうです!今日から9月です。秋の始まりです。                    と、言いつつ、今日入荷の熱帯の植物『グズマニア』をご紹介します。

DSC_7278グズマニアは、アナナス類、パイナップル科。もともと熱帯雨林の中で主に樹木の幹などに自生する着生植物です。花茎につく葉っぱ(苞状葉)が鮮やかな赤や黄色に色づきとても美しいです。高温多湿を好み強い日差しと寒さが多少苦手です。また、水のやり方が少し変わっています。生育サイクルは、花が咲いた株に子株を付けその後一年をかけて枯れていきます。その子株が育ち→開花→新たな子株というサイクルの繰り返しです。

置き場所は、強い直射日光に当てると葉焼けをおこしますので、一年を通して明るい日陰で育てます。真夏はできるだけ暑さを避け、風通しの良い場所へ。越冬温度は3~5℃、冬は室内の日の当たる暖かい場所へ。

水やりは、株元が筒状になっており、そこから水を吸収するため、生育期5~10月はその部分に常に水をためるようにしておきます。筒状の部分にたまった水が入れ替わるくらい株の上からたっぷりと水を注ぎます。秋頃からは、たまった水をいったん出してしまい、葉筒部の底にわずかに水がたまる程度にとどめておきます。空気が乾燥するようなら、時々霧吹きで葉に水をかけてあげましょう。一年を通して空気中の湿度が高い状態を好みます。

このように一年を通して色鮮やかな苞を保ったグズマニアはお部屋に彩りをあたえてくれます。あなたのお部屋やお祝いのお品にいかがでしょうか。